この1年で、ニュースを見る時間が1/10になった。
News Diet という本を読んだからだ。
内容は、シンプルだったが、すごく単純明快だった。
「ニュースは娯楽である。」
これだけで、すべてすっきりした。
ここ数年で読んだ本で、最強だった。
毎日ニュースを見て、世の中のことを知っておくことは当たり前のことだと思っていたが、そうじゃないみたいだ。
そういえば、昔、悲しいニュースがあり、目にしないように、ニュースを避けて、日々過ごしたことがあった。
当事者に近いと、そのニュースを見ないのだ。
一方で、ニュースが娯楽、と捉えると、ほとんどのニュースは自分には直接関係ないので、客観的に見ることができる。
「世の中にはかわいそうない人がいるんだね。」という他人事なのだ。
でも興味を引き付けるような内容。
ネガティブな内容が多いのは、ネガティブな内容のほうが興味を引き付けるから。
情報を提供する側も、読む人に興味を持ってもらえるように書く。
娯楽と一緒だった。
スマホを開くと、ニュースを見るので、なかなかスマホ依存を脱却できなかったが、ニュースに対する意識が変わったので、開いてもほとんど見なくなった。
ニュースを見ないと、必要な情報が得られないという不安もあるが、困ったことは今のところない。
本当に必要なお知らせは、なぜか、自然に届く。
おかげで、ニュースを見て、心を痛め、気持ちが沈む機会が減った。
ニュースを見ていた時間、ニュースで影響を受けた時間、などなどを、本を読む、など、ほかの時間に割り当てられるようになった。
限りある時間を、もっと有効活用できそうな気がする。
まだ、Kindle Unlimitedの対象になっていない。
自分は、メルカリで購入し、メルカリで売却した。
購入した値段と、売却した値段があまり変わらない、とは、そういうことなんだと思う。
おすすめなので、ぜひ読んでほしい。